金：ステーショナリー全般キャラクター商品、雑貨商品等を、文具専門店や書店、雑貨店へ売場提案して、卸しています。あとは店舗などで使用している備品の納品や、一般企業、百貨店、印刷業様へノベルティの提案も。

イ：幅広いですよね。資材の営業さんも同じような感じですか？

前：そうですね。お客様は主に飲食店や量販店の方で、卸すのはトレーなどの包装資材がメインです。食品加工工場や厨房の衛生用品も重要なアイテムになってますし、金澤課長と同じで店舗の備品も卸します。

仲：僕は加えてホテルのレストランも担当しています。
「食」は生活で欠かせないものだから当然お店も増え続けるし、お客様も幅広いです。

イ：他にありますか？

金：お客様先へ伺うときに荷物があれば配送もするよ。

イ：確かに、商品管理課(荷物受入れ口)にいくと金澤課長と金澤課長宛ての荷物よく見かけますね。

イ：田井屋の営業さんの仕事って、メーカーさんとお客様の仲介役ですよね。
大変な事ってありますか？

仲：一番大変なのはお客様の言っていることを正確にメーカーに伝えることですね。逆も然りで、自分を介しての伝言ゲームのようなものなので、正確かつ迅速に伝えるのが難しい。

前：ああ確かに。直接の会話も電話もメールも、常にコミュニケーションツールを駆使してる。

金：卸という立場上そうなるよね。大変なことをあげたらキリがないけど、大変だからこその仕事ということで笑

イ：そういう時ってどうやってモチベーションを保っているんですか？

金：その時々にもよるね。本当にベタだけど、結婚と子供の存在はでかい。家族がいるから頑張れているし、今はさすがにないけど、昔は財布に子供の写真も入れてた笑
仲もそうじゃない？

仲：すごく分かります。子供ってかわいいんですよね。本当に元気出ます。
子供がいる前よりも責任感が増したかな。

イ：家庭が仕事に良い作用をもたらしてるんですね。前田さんはどうですか？

前：私はすぐ忘れるんで笑
大変なことがあっても、まあ前のあの時に比べればそれほどでもないな、とかいうのもあるし…。大変な時は大変と思うことよりも、やっていることでいっぱいいっぱいだから、終わったら忘れちゃうことの方が多いです。

イ：それ私もです。のど元過ぎたら忘れちゃう。

前：そう。幸せな性格です笑

金：お客様へ卸した商品がすごく売れているときと、提案したノベルティ商品が採用されたとき。

前：私もそうですね。別注で受けた商品が完成して、無事納められたときは嬉しいです。
実際に使われているところを見るとなおさら。

仲：僕は…お客様の笑顔です。

一同：(拍手)

金：素晴らしい！

仲：本当に、お客さんに喜んでもらうのが一番です。

イ：金澤課長は田井屋で文具を卸して経験が長いということですが、文具や雑貨の流行の移り変わりを見るってどんな感じなんですか？

金：過去で一番売れたものなんかは発注がもう、殺到して殺到して。商品が追いつかなかったなぁ。今では考えられないような金額の売上があったり。
これはいつの時代にも言えるけど、何がいつ流行るかわからないからカタログや雑誌、Youtubeを見たりしてアンテナを張るように努めてます。娘に情報収集することもあるよ。

仲：世の中のものってなんでも流行の周期とかありますもんね。資材もそうで。
包装管理士の講義でも言っていて、ファッションだけじゃないんだなあって思いました。営業はアンテナ重要ですよね。

金：扱っている商品が身近だったことと、卸売って色々なものを仕入れて売ることができて、可能性が広いから。そこに興味があったことが理由かな。
僕は以前、もので言うと結構大きいものを扱う仕事に就いていたんだけど、田井屋に来て、小さくてこまごまとしているものになって、ギャップがすごかった笑
慣れるまでが大変だったなあ。　2人は?

仲：会社の雰囲気ですかね。僕は新卒で入ったので田井屋しか知らないけど、入る前と入った後の雰囲気のギャップはそんなに感じてないです。

前：私は食品の研究を学生の時にしていたんですけど、就職するってなったときに田井屋のことを知って、食品そのものよりパッケージや包装に関わることに興味を持って。

金：改めて聞くと結構みんな違うもんだね。

イ：ちょっと話がずれるんですが、皆さん働いてだいぶ経ってるじゃないですか。
職業病ってありますか？

金：あるねえ。やっぱり家族で買い物いくと、雑貨屋さんとかに並んでるのみたり。別に仕事に活かす活かさない関係なく、とりあえず見たり手に取ったり。

イ：職業病ですねえ。資材のおふたりは？

前・仲：あります。

前：スーパー行くとトレーとか見ちゃうし。見るとこいっぱいですよ。

仲：ラベルの印字がどんな感じとかも見る。

金：僕はずっと健康維持。

一同：（笑）

金：いや本当に。
人間だれしも、ずっと健康でいるのって難しいじゃないですか。年取ったらだいたい体のどこかでガタが来るし。それはわかってるけど、やっぱ体は資本だから。なるべく健康で元気に仕事ができたらいいなと。あと、これは夢の夢だけど、キャッシュでマイホームを買いたいね（笑）

イ：すごい笑　仲さんは夢あるって書いてありますけどどうですか？

仲：夢はありますけど秘密です笑
今年の目標としては、メリハリつけることですね。朝は良いんですけど夕方、出先から会社に戻ってきたらついゆっくり仕事しちゃって帰るタイミングわからなくなるんで。
かといってプライベートでも仕事のこと考えたりするし、会社とプライベートメリハリつけたいなと。

金：俺も20代の時はプライベートでも仕事のこと考えたりしてたよ。最近は切り替えていこうと努めてるから考えすぎることはなくなったかな。
どっちの方が良いとかはないし、その時のその人次第だよね。前田さんはどうなん？

前：今のところないです!!

イ：言い切った笑

前：今は目の前のことをこなすのに夢中なんです笑

仲：「思いやり」です。

前：何回か書き直したから…なんて書いたっけ。あ、「深く悩まない！」です。

金：「仕事を進めていく上で常に確認を怠らない」です。

イ：仲さんはまた模範的な…笑
でも確かに思いやりありますよね、なんか訊いたらめちゃくちゃ丁寧に答えてくださいますし。
前田さん、書き直す前「迷ったら行く！」って書いてある笑(修正テープを裏から見て)

一同：笑

前：深く悩んでもしょうがないし、悩みから学んだことは次に活かすって感じですね。

イ：前田さんらしいですよね。本当に言葉通りで、悩みまくってる！みたいな前田さん見たことないですし、いつも平常心でいらっしゃって。
金澤課長のも、私たちが仕事をいただくときとか、見本市の流れを見たりしていると要所要所で確認してるのを感じるのですごく納得しますね。皆さんの、それぞれ見習おう…。

金：良いと思うよ。

前：いい感じです

仲：アットホームだと思います。

イ：これ、機器部とか私たちの対談(※1)でもそうだったんですけど、結構口を揃えて言われるので、似たような話になっちゃいますね…笑
じゃあ、何がそうさせると思いますか？

金：う～ん。まず社長や部長も含め社員の皆さんが接しやすい雰囲気をつくってくれているのはあるんじゃない？

仲：そうですねえ。僕に至っては入社理由も社長や社員の方の人柄で決めたようなもんですし。下は上司を見るしかないので、上司が良ければおのずと皆そうなりますよね。

イ：アンケートの「いいところを一言で！」のところも人のことなので、言っちゃいましょうか。

仲：「つながり」

前：「人！」

金：俺だけ「歴史がある」やん笑

一同：笑

金：でも、この対談もそうだし、仲くんと前田さんの一言もだけど、つながりは部署とか先輩後輩問わずあるからね。今後も田井屋全体で、新しくできた営業企画部(※2)も巻き込んで、どんどん発展させていきたいです！笑

イ：おお、まとまりましたね笑
それでは皆様、お忙しい中ありがとうございました！

金・仲・前：ありがとうございました～。

※1　事務×営業企画部新入社員の対談、機器部3人の対談 ※2　2017年に発足したばかりの部署